「耐久性」と「安全性」の保持のために
薬液加熱ヒーターは 適切な選択 正しい使用 安全な電気環境 保守点検・保全 が重要です

薬液加熱電気ヒーターを選択する時、使用目的・用途に合った 適切な選択 が大変重要です。 お客様の現場では生産技術や薬液や装置などが進歩していますので、 耐久性と安全性の保持の為に、従来より一層の「適切な選択」が必要です。

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薬液加熱ヒーターの耐薬目安
ヒーター名 耐 薬 参 考
フッ素樹脂(PTFE)パネル10mm厚
ヒートフロン
強酸・強アルカリ・純水向。
金めっき浴・銀めっき浴・半田浴・クローム浴・化研浴・フッ化浴・リン酸浴、無電解、硝酸・塩酸・硫酸・純水・超純水等の半導体生産・表面処理ラインに最良。ガス透過性が低いため、フッ酸や王水へのご採用が多い。
フッ素樹脂(PFA)被覆1mm厚
潜水UU・フロン
強酸・アルカリ・純水向。
金めっき浴・銀めっき浴・半田浴・クローム浴・化研浴・フッ化浴・リン酸浴・エッチング浴、ロジウム浴、無電解、硝酸・塩酸・硫酸・純水・超純水等の半導体生産・表面処理ラインに採用多数。
※フッ酸や王水などガス透過性のある強酸、比重の高い薬液、
   高い液温での使用については、ご相談ください。
フッ素樹脂(4・6フッ化)コート300μm厚
タニフロン
一部の酸〜弱酸・水向
※適用する酸についてはご相談ください。
フッ素樹脂(PTFE)チューブ0.5mm厚
テフチューブ
弱酸・水向
※強酸・強アルカリ・アルカリ液は適用外です。
キャップレス潜水/キャップレス防水
石英ヒーター
弱酸向。
半光沢ニッケル浴・光沢ニッケル浴・化学ニッケル浴・ピロリン酸銅浴・硫酸銅浴 等
※クローム浴は適用外です。
キャップレス潜水/キャップレス防水
/タニペット槽横挿入

ステンレスヒーター
弱アルカリ〜水向。
脱脂浴・銅めっき浴・銅ストライク浴・電解浴・銀めっき浴・苛性ソーダ10%希釈液まで等(比重の高い苛性ソーダは特別設計またはUU・フロンで対応します。)
キャップレス潜水/キャップレス防水
/槽横挿入

チタンヒーター
一部の弱酸・海水向。
※半光沢ニッケル浴・塩化第二鉄浴に使われることがあります
   が、耐蝕については薬品の専門家とご相談ください。
※還元性酸(塩酸・燐酸・蓚酸等)、
   フッ化物含有液(例:添加物入りクローム液等)は適用外です。
セラミックスヒーター
超小型・高容量・純水・弱酸向
液温度、薬液のpH・比重・濃度・粘度の高さ、混合液、添加剤の種類、量などによって 耐薬性は変わりますので、耐薬の保証はできません。 上記は当社の耐薬基準(比重1.1MAX)による目安です。ヒーター選択のご参考にしてください。 不明の場合はご相談ください。
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日本国内向ヒーターについて

日本の電源供給は工業基準で公称電圧+10%迄の変動が許容されていますので、 谷口ヒーターズでは公称電圧200Vのヒーターは3相220Vを、 公称電圧100Vは単相110Vを定格電圧としてヒーターの電力設計をしています。

海外の電源事情と海外でのヒーターの使用について

3相380V以上の高電圧が使用されている国へ、 日本国内で使用している当社のヒーター(定格電圧220V)を移管して使用することは基本的に禁止しています。 なぜなら、日本国内は安定した電源供給環境下にありますが、 海外には電圧の変動幅が大きく不安定な電源供給の地域があり、 現地の高電圧を変圧器によって日本の公称電圧に合わせても、 ヒーターに対しては製品の定格電力以上の電熱が生じる場合があり、 ヒーターの故障や危険を伴うこともあるからです。 海外で当社のヒーターをお使いになる場合は、必ず変圧用海外向ヒーターまたは、 現地電圧を直接使用する海外向ヒーターをお使いください。

海外向ヒーター(現地電圧直接使用)について

世界の電源供給は単相230V・240V等、高電圧では3相380V・400V・415V・480V等があります。 谷口ヒーターズでは先に述べた海外の電源事情を考慮して、 公称電圧380Vの地域を仕向け先としたヒーターは公称電圧400V仕様に統一しています。 それ以外の高電圧の地域に対しては、それぞれに対応した製品を製造しています。 海外向ヒーターをお求めの際は、必ず現地の電源事情をご確認の上、当社にご指示ください。

谷口ヒーターズは、「耐久性」と「安全性」を重視して、 定格電力を超える使用を禁止しています。

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